過剰に摂取しても問題ないのが乳酸菌

健康に良いとされる乳酸菌は、日常の食生活の中に当たり前のように入り込んでいます。

例えば、お馴染みのヨーグルトもそうですしチーズや味噌や醤油、 それに日本酒などの調味料に使用するものまで数えると、相当なものになります。

乳酸菌の場合は、こうした食品の中に存在するものを普通に食べている分には、 摂取量などを気にすることなく食べても良いです。

仮に過剰摂取しようとも、基本的には副作用はないと多くの医師も認めています。

乳酸菌は胃酸や胆汁に弱くその殆どが、腸に届くまでに死んでしまいます。

自分では乳酸菌を摂取しすぎかなと思われるかもしれませんが、 実際には然程問題ない摂取量に収まっています。

しかし、目安としては乳酸菌1mlあたり100万個以上を含む乳酸菌飲料、 または1mlあたり乳酸菌を1000万個以上含む乳製品が望ましいと言われています。

国の規定では乳酸菌を摂取する量は最低ここから、という目安はあっても、 これ以上は駄目という規定はありません。

個々に腸内環境は違います。

善玉菌が少ない人は多く摂取量を設定した方が良いですし、善玉菌に溢れているような健康体であれば、 それこそ国の規定による最低ラインの摂取量でも構いません。

しかし腸内環境はいつも一定で保つのは難しいものです。

体調を崩すと、腸に負担が掛かります。

免疫力が落ちてきたと感じたら、乳酸菌の摂取量も臨機応変に増やしてください。

敢えて摂取量に注意したい副作用を探せば・・

乳酸菌は、副作用がありませんので、神経質に摂取量を線引きしなくても良いのですが、 中には例外もあります。

体質的な問題や、薬の飲み合わせでは注意が必要になります。

もし乳酸菌が体質にそぐわない場合は、無理に乳酸菌にこだわる事はありません。

下記のような心配があるようなら摂取量を減らしてみたり、一時的にやめるのも致し方ないことでしょう。

乳製品にアレルギー反応がある場合

乳幼児に一番多いのが卵アレルギーですが、ついで多いのが乳製品アレルギーです。

牛乳たんぱく質のカゼインというものが、その主なアレルゲンです。

このカゼインは耐熱性なので、加工食品も油断できません。

発酵食品の場合もカゼインは分解されませんので、 乳酸菌の含まれるチーズやヨーグルトにも反応してしまいます。

アレルギーの怖いところは、食べてすぐに症状が出る場合もありますが、 接種後4時間~6時間過ぎてから出る場合もあり、予断を許さないところです。

主な症状は、腹痛・吐き気・下痢・蕁麻疹・目の充血・呼吸困難などですが、命に関わるのがアナフィラキシーショックです。

臓器に複数の症状が出て、命に関わることになりますから、アレルギーのある場合は乳製品自体を自粛しましょう。

先に述べましたように、症状が数時間後に起きてしまうために、アレルギーかの判別がつかない場合があります。

一度病院でアレルギー検査などをしていくといいかもしれません。

軽度のアレルギーの場合は摂取量を加減することで、乳製品を摂れることもあります。

糖分を過剰に摂取してしまうことも

乳酸菌飲料や、乳酸菌食品は美味しく味付けされているものが、多くあります。

特にヨーグルトなどは加糖されているものが多く、デザートとして食べる人も多いようです。

体のためにも乳酸菌は多く摂取したほうが良いのですが、加糖されているものを過剰に摂取して、 摂取量が多くなりすぎると肥満になったり血糖値が上がったりと、糖尿病の温床になることもあります。

糖尿病

平均体重よりも重い人は、カロリーを計算入れて、摂取量を確定して行きましょう。

または味気ないとは思いますが、プレーンヨーグルトをおすすめします。

または、サプリメントで乳酸菌を摂取することで、 血糖値のコントロールをしたりカロリーオーバーを防ぐこともできます。

特に糖尿病の診断を受けている人は糖分の含まれたヨーグルトなどは避けましょう。

もし、甘味を取り入れたいのなら、胃で吸収されないオリゴ糖で、甘味を持たせるなどしてください。

オリゴ糖の場合は血糖値が上がりにくいので、糖尿病治療にも使われています。

抗生物質との飲み合わせ

抗生物質は多様な疾病に用いられる抗菌物質です。

あまりにも効果が高いので腸内細菌も殺してしてしまいます。

その中には勿論、乳酸菌も含まれています。

そこで、病院では抗生物質と共に乳酸菌が配合された整腸剤を処方することも多いです。

これは、抗生物質によって善玉菌が大量に減ってしまうために下痢になりやすくなるのを予防するためです。

しかしここで注意したい事があります。

乳酸菌が含まれる乳製品にはカルシウムが含まれています。

抗生物質の中には、カルシウムのせいで効果がなくなるものもあります。

また、抗生物質と乳酸菌の飲み合わせは、消化不良なども引き起こします。

なるべく抗生物質と乳酸菌の飲み合わせは、病院で処方されるもの以外は避けた方が良いでしょう。

具体的には、テトラサイクリン系・ニューキノロン系の抗生物質を処方された時には、 乳酸菌の摂取時間や摂取量を調節した方が良さそうです。

ヨーグルトで乳酸菌を摂取する方法

乳酸菌を摂取する方法として良く知られているのが、ヨーグルトを食べる事です。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌にも、重視する効能などの違いで、多種多様なものがあります。

また、ヨーグルトの粘度を下げて飲むヨーグルトとしてより摂取しやすくした商品も沢山市販されています。

さらに最近では、ヨーグルトの酸っぱさが苦手な人も簡単に摂取でき、またより手軽に摂れるように、 チョコレートに含有させた商品も販売されています。

こうしたヨーグルトなどで経口摂取する乳酸菌は、元々腸内に善玉菌として存在する乳酸菌とは異なるため、 むやみに一度に大量に摂取するのではなく、一定量を一か月以上の長期間摂取し続ける事が効果的であり、 メーカーの推奨などを参考に摂取される事がお勧めです。

乳酸菌入りのおすすめヨーグルト

乳酸菌入のヨーグルトの数はとても多く、年間いくつもの新商品が発売されます。

それぞれに工夫をこらしていて、デザート感覚の強いものが多くなりました。

美味しく食べながら、腸も強くするというスタイルが、女性の支持を集めています。

デザートのように美味しく食べられる、おすすめ乳酸菌ヨーグルトを紹介します。

オハヨーHanako1日分の鉄分ヨーグルト

ライフスタイル雑誌Hanakoとのコラの企画で誕生したおしゃれなヨーグルトです。

生きて腸まで届くL-55乳酸菌配合です。

また成人女性の1日あたりの鉄分と葉酸も配合されていますので、 貧血気味の女性や、妊娠中の女性に、おすすめのヨーグルトです。価格108円~

http://www.ohayo-milk.co.jp/

明治プロビオヨーグルトPA-3

男性に多いと言われる痛風、その症状を和らげるヨーグルトです。 プリン体と戦うPA-3乳酸菌が配合されています。 日頃プリン体を気にしている人におすすめしたいヨーグルトです。

特に中高年の食べることが好き、お酒を飲むことが好きな人には 健康維持の為に食べて欲しいおすすめのヨーグルトです。
価格178円~
http://www.meiji.co.jp/

ヨーグルト以外で乳酸菌を摂取する方法

乳酸菌を摂取する代表であるヨーグルトは、動物性乳酸菌と呼ばれ、 それに対して味噌、醤油、納豆などの大豆の発酵調味料や食材、 さらに酵母パンやお茶にも乳酸菌は含まれており、こうした植物性乳酸菌を摂取する方法もあります。

その他に、効率良く乳酸菌を摂取する方法としてサプリも多数市販されており、 また医薬品である整腸剤にも乳酸菌を含んだものが多数あります。

こうしたサプリなどでは、経口摂取後に通過する乳酸菌にとっては過酷な環境である胃を通過し、 腸に上手に到達できるように様々な工夫がされています。

これは乳酸菌が腸に到達し、腸内で増殖して善玉菌の不足を補うためには重要なポイントであり、 より優れた乳酸菌の開発と共に、サプリメーカーが工夫を凝らしているポイントでもあります。

乳酸菌のおすすめ発酵食品

乳酸菌というと、どうしてもヨーグルトやサプリという選択肢に偏りますが、発酵食品の中にも、 ちゃんと乳酸菌は含まれています。

毎日の食生活の中に欠かさず乳酸菌を取り入れることが、健康には一番良いことかもしれません。

ここでは、そんなおすすめの発酵食品を紹介します。

関連ページ:乳酸菌を効率よく摂取するには発酵した食品

ぬか漬け

植物性乳酸菌Lプランタルムと酵母菌で発酵させた漬物です。

米ぬか・塩・水で発酵させた、ぬか床にお好みの野菜を漬け込みます。

根野菜や葉野菜など多様な野菜を漬け込めます。

漬け込んだ野菜から糖分が出ると、その糖分を栄養源に乳酸菌が増えます。

日本人の味覚に合う漬物なので、毎日の食卓におすすめです。

最近は自宅に、マイぬか床を持つ若い女性も増えてきたようです。

便秘解消にも効果がありますので、自分で作るのも、味を自分好みに調節できて良いかもしれません。

関連ページ:乳酸菌は漬物で摂取しよう

メンマ

多少成長したタケノコを半割りして茹で、その後1ヶ月ほど塩漬けにしたあと天日干しにします。

塩漬けのときに乳酸発酵させるので、メンマには乳酸菌が含まれています。

自宅で作りたい場合は塩漬けした桶に、ヨーグルトを入れるなり、ぬか床の糠を使用して発酵させます。

ラーメンなどに欠かせないメンマはお酒のお供にもおすすめです。

お酒にも乳酸菌が含まれているものがありますから、そうしたものを選べば健康になりながら晩酌できますね。

その他の乳酸菌のおすすめ摂取法

乳酸菌は腸まで届くものであっても、3日程で便になって出てしまいますので、 頻繁に生活に取り入れてほしいと思います。

そのほうが腸内環境をいつも一定の割合で、 クリーンにすることが可能だからです。

また、食事の際に乳酸菌を摂取する場合には、 胃酸で溶けないように食後に摂取するのが、安定して腸に送り込むことができます。

よく朝空きっ腹にヨーグルトなどを食する人がいますが、朝は特に胃酸の分泌が激しくなりますので、 パンやサラダなどの後に摂取した方が良いでしょう。

死菌でも、もちろん健康に良好な効果をもたらしますが、生きたまま腸に届くことを重要視するならば、 サプリのように加工がなされていて、なかなか溶けないカプセル入りなどが安心でしょう。

乳酸菌サプリメントの詳細はこちら

乳酸菌は特定のアレルギーを持っている人以外には副作用がありませんので、 毎日でも体内に送り込んで欲しいものです。

健康生活に欠かすことのできない、おすすめ善玉菌です。